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遊戯機械設計の注目点

設計図面通りに製作されている商品を対象

1.乗り物等の計算書で応力値の高い部位を知る
2.車軸等の段付き部の応力が考慮されているか
3.繰り返し回数が200万回に何時達するか知る
4.構造フレームが 複雑な溶接構造になっている
5.主要部の溶接が図面通りに施工されているか
6.車軸の段付き部にベアリンが使われているか

上記の注目点を再度見直し、疲労限度に達していないか確認する!

軸は、段付きでベアリング使用している場合には、段付き部の
曲率が非常に小さい曲率になっている傾向があります。 応力
集中の値が3倍以上になることがありますので当然200万回
未満で疲労限界に達し破断に至ることがよくありますので注意
が必要です。又溶接で多くの板で断面を構成している場合には
非常に疲労限度の応力が小さく短寿命となります。 掲載した
参考資料を吟味し、安全な乗り物であることを願います。   


遊戯施設のプロに取材
NO. 080605

遊戯施設の安全について

遊戯施設は、第一に全てのお客様に安全で夢・希望を与える場所を提供したいと思っています。

全ての乗物に共通している問題点があると思われます。それは、利益の追求と安全対策にかかわる
支出の相反する事象です。 極端な例に代表されるような結果(遊園地の施設全体を根本から考え直
す必要に迫られることです)を招きかねないと言うことです。 安全運行に関して最先端 を行っていると
思われる航空機業界を見学したことがありますが、 全運行経費の約9%を整備費が占め、また社内
での整備作業に対するモチベーションアップに対して全力で取り込んでいるようです。 これからは、
遊園地の整備現場でも、 日々のルーチン点検作業以外に教育プログラムを実施し、モチベーション
アップに取り組むべきです。 整備員に対する処遇も考慮する必要があります。検査・点検・整備に対
するシステムの構築が急務と思われます。まず遊戯施設ほどいろいろな知識が、必要なものは少な
いと思 われます。基礎構造・建築構造・機械装置・電気制御・原動機・人間工学からのアプローチ・
社会学・心理学・マーケットリサーチ等さらに最近では廃棄時のことまで考えなければなりません。こ
 れらをトー タルに教育する機関は存在しません。各メーカーがいろいろな分野に外注したり、自社で教
育したりしてきました。特に機械技術者が全体をまとめていました。構造設計や基礎設計を行い電気
技術者と共に遊戯施設をまとめてきました。最近では国内で新規遊戯 施設を自社で開発できるメー
カーが極端に少なくなってしまい、海外の機械を買ってきて設置し、メンテナンスは自社で行っている
状況です。そこで国家資格である 「昇降機等検査資格者」の実力はどうかと言いますと「期待されて
 いるレベルとは格差がある」が現実ではないでしょうか?では如何にしたら期待するレベルアップが計
 れるかいろいろ方法があると思われますが、業界・国が教育機関を設置してそこでリーダーになりうる
人材を養成し現場に配備する。整備に対する重要性を経営者に助言する方策を実施して行くなどでは
ないでしょうか? 日々の点検ルーチン作業まで外注 にまかせている遊園地であってはいけません。

今後の遊園地を如
何変えてゆくか
 集客力のある遊戯施設を定期的に設置できる遊園地は、年間100万人以上の集客が見込めるところ
 でなくては成り立ちません。 関東近辺でも遊園地は過当競争になっており、更に淘汰が必要ではない
 でしょうか・・。アメリカのように通年で営業でなく、シーズンで営業するように出来ればメンテナンスもや
 りやすくなるはずです。遊園地の将来像は少子高齢化がキーワードになると考えております。乗物に乗
 って回るだけで勉強になるのもなどは如何でしょうか? 劇場型ライド施設が高齢者向けにと思います。
昨今のテレビ番組もお笑い一辺倒から勉強型にシフトしてきています。                  

   求められる遊戯施設とは
究極の遊戯施設はシュミレーションであると考えます。 もっと3Dの映像技術が進歩すれば、乗物側は
大きな運動をさせなくとも十分に実社会では体験できない体感を味わうことが出来、本質安全な 乗物
が生まれてくると思われます。 個人的には素晴らしい感動を与えられると考えていますが ・・・・・ 。


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